下に降りて、受付の脇が休憩室。ゲイ雑誌もある・・サムソンとG-menという、まあここはデブ専老け専ですよと念を押しているようなものだ。そんな雑誌は手に取るのも気持ちが悪い。テレビはミュージックステーションが流れていて、ちょうど黒柳徹子が出ていた。余計ヤリ部屋っぽいわ。まあね、観光地沖縄に一人で来る奴なんかいないしな。熊田プウ助という漫画家の単行本でも読んでいた。40代の中年デブで、病気持ちで猫飼っていてとか、世の中にこんなにモテなくてどうしようもない、孤独死予備軍的な惨めな人がいるんだなって思って読んでいたら、それでも女装してバーに行ったりエロビに出たり、お触りバーやら六尺褌好きの人と同棲始めたりと、まあこんな無様な感じでも何とかやっていけるもんだなとも感心していた。それはデブ専の世界での話であって、読んでいて普通に気持ち悪いけど。ま、それがここのスタンダードな価値観でもあるしな。隣を見るとデブがソファに座ってくつろいでいる。右奥がやっぱりミックスルームで真っ暗。まだ入口は光が差し込んでいて何とか分かるけど。何、デブ、付いてきて俺を触ってきた。そんなわけないじゃん。
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