
で、また寝てると、今度は左側に髪が縮れている若くて細いのが俺の横に寝てきた。まあ、さっきから抱きつかれているけれど、添い寝するだけで何するってわけでもないので、別に二人いたっていいやと思っていたが、今度はちっこい方が新参者を手で突いて何かいろいろ言って追い払おうとする。そしたら縮れ髪の方が怒っちゃって、大声で小っちゃい方を罵りだすし。もう、仲良くしようよ。第一、ハッテン場で大きな声出すかね?と、さっきまでの勢いはどこに行ったのか、彼はずっと押し黙ったまま罵られっぱなしだった。まあ、あの、そもそも俺が選ぶんで・・。5分くらい罵りわめいて怒り疲れたのか、「ミアネヨ。」と言い残して、どこかに行ってしまった。ちっこい彼は俺の右腕で早くもスヤスヤと寝息を立てている。よくこの状況で寝られるよね。まあ、何ともしようもないので、俺も寝る。

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