16 06 2016

JUNCTION(15)

シャンプー置いてあるけれど、髪洗うのも変なので、そこの部分だけちょっと洗ってまた入った。
21時過ぎるといつものように動きが鈍くなる。
人も少ないし、長くいる人はもう見切りつけて帰ってるか粘るかだけど、半分諦めている雰囲気が漂ってるんで、こっちもなんかやる気なくなる。
ちょっといて、何事もなければ帰ろうかな。
ざっと見たところ、まだ10人くらいは残っているけれど、タイプっていうとうーんという感じ。
ボーッと立っていたら、俺より背の高い無骨な感じの奴がのぞき込む。
俺は三方を囲まれた枠の中にいるんで、ちょっと見えにくいんだよね。
バガボンドの伝七郎みたいな感じで、がさつそうだし、指もガサガサだったけれど、胸もそこそこ厚いし、しよっかなということで、一緒について行った。

乳首を結構舌で転がすと言うより力で舐める感じなんで、刺激されていると言うよりは揉まれている感じがした。
「ケツ入れていい？」
痛そうだし、ガンガンやられてもね。
そしたら、両腕を押さえられて、口で乳首を責められる。
そして、俺を腕枕して脇に寝て、両足は足で押さえられ、責められる。
この体勢って、するのも好きだけれどされるのもいいよね。
キスはしないけど。
責められっぱなしだったし、簡単にイカされた。
その後も、別に無言なんだけれど、ずっとまったりと。
寝ながら腕で頭をかかえられる腕枕っていいんだけれど、
これがタイプだったらね。

こっちもまったりするんだけれど、伝七郎じゃあ、なんかな。
あんまり気を許せないというか、ぎこちない感じで寝てた。
早く帰りたいオーラを出したつもりだけど。
たぶんちょっとは年上だよな。
けど、これで俺の方が上だったらショックなんで聞けなかった。。

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