
19時前に入る。久々に来たかな、マラサイト。ドアを開けて、靴を脱いで、目の前のカウンターでジムの会員証を出す。「1,200円になります。」といってコイントレーを出しつつ、何やら指で指し示している。ああ、小銭が足りないからご協力をと。そうね、結構札で出しがち。それにしても、スタッフはマスクしないんだ。ロッカーに。ここってハッキリと全裸は禁止、アンダーウェアでって書いてある。堂々と。どうしてアンダーウェアを履いている人が一人もいないのかが不思議なくらいだ。中に。今まで足が遠ざかっていた理由、今更言うまでもないが、この質の悪さ。なんて表現したらいいんだろうか、他店でモテない人たちがここに集まった吹き溜まりというか、流れ流れてきたゲイの終着駅というか、ニューオリンズの朝日楼みたいなものなんだろうか、マラサイトは。要するに、イケている奴なんてまるでいないということだ。なんか、カラダつきがデブとかじゃなくて、そのあたりから気持ち悪い感じ。太っているっていうより、なんか腹が妊婦腹のようだったり、スキンヘッド級のハゲだったり、両乳首にガッチリピアスはめ込んでいたりと、他のハッテン場では三下り半をたたきつけられそうな、規格外の奴ばっかりだ。
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