FC2ブログ

男が欲しくて三千里~男日照りでカラッカラさ!!

発展場の様子や雰囲気、出来事を思いつくままに書いていきます。

 

名残に想いを馳せて(15)

ハッテン場史_名残_015
しかし、最初からグローリーホールがコンセプトというわけではなかった。当初のビデオボックスというのは、それこそ単なる試写室であった。当時のビデオは大変高価であり、それでいて当時の広告は誌面も限られている中、到底中身を想像することは至難の業であり、せいぜいゲイ雑誌の紹介コーナーでライターが書いた感想を読んで、またパッケージを手に取って、出演者の姿態から想像する他になかった。それが販売店に行けば試しに見ることができるのだが、そこから個室でビデオ上映という形になっていった。ゲイ専用ビデオボックスであれば、それがハッテン場化するのは時間の問題であったが、そこに著作権問題が引っかかった。営利目的での上映は著作権法に引っかかり、著作権法で摘発される店舗も現れた。ここで、ビデオボックスは洋物の海賊版を上映するという形に転換した。ビデオ販売促進という本来の目的を捨て去り、グローリーホール化に舵を切ったのだった。ビデオボックスのハッテン場化が、今後のハッテン場の爆発的増加の転機となった。
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

Comments

Body

« »

03 2023
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
検索フォーム
プロフィール

いち

Author:いち
俺はゲイです。いくつかブログを書いていますが、このブログではハッテン場に特化して書いています。思ったこと、経験したこと、またハッテン場の分析や傾向と対策、経営戦略についていろいろ書いていきます。テーマがテーマなので、内容もそれなりにコアな感じになりますが、それでもよければ見てください。ハッテン場に興味を持っているゲイを対象にしていますので、それ以外の方はご遠慮ください。初めて来た方は、カテゴリを選んで読んでいただくことをお薦めします。

ブロとも申請フォーム
リンク
QRコード
QR