
英語のglory holeというのは、そもそもトイレの壁に開いた穴のことである。男性用トイレの個室で、故意に穴が開けられるというのは、本来覗き見るためのものであろうが、そもそもそんなトイレは管理が行き届いていないからであって、大方壊れていてトイレの機能を果たさないだろうし、覗かれるトイレなんてゲイ以外利用する訳がない。ビデオボックスではそれがお互いの股間を見せつけ合うための穴であり、また怒張した股間を突き出す穴でもあった。お互いがどんな相手であるか分からなくても成立し、見せ合い扱き合いしゃぶり合いといった、着衣でズボンをずらした程度で行える、ケツを使わない簡易なセックスの場として使われた。現在は、個室と個室の間にのぞき穴やのぞき窓はなくなってしまった。中野のニューロンや蒲田のテイクオンあたりにその痕跡は残されている。
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