
便所がハッテン場だったというのは昔の話だ。便所も当然男しか利用しないし、用を足すときにはチャックを開けて露出するし、大便器は個室になっている。手洗い場もあるし、中にはティッシュもあり、簡単な荷物置きもある。簡易的なハッテン場としては上出来だ。ハッテン公園は別としても、利用者の多い鉄道駅やデパートのトイレは、警備の強化や防犯カメラの浸透によって、ハッテン場機能を徐々に失っていった。代わりに、まさしく時間のない人のためのハッテン場、ビデオボックスは公衆便所の趣を感じさせるハッテン場だ。個室を「覗く」といった、秘め事を垣間見ることで興奮していくというスタイルであり、丸見えではなく、あくまでチラ見せ、それも上手い具合に股間附近が見えるような造りになっている。
- 関連記事

[PR]
