FC2ブログ

男が欲しくて三千里~男日照りでカラッカラさ!!

発展場の様子や雰囲気、出来事を思いつくままに書いていきます。

 

名残に想いを馳せて(12)カジュアルにセックスを楽しむハッテン場へと進化

ハッテン場史_名残_012
このスカイジムは大変繁盛し、スカイジムの登場によってハッテン場に行くことが若いゲイにとってオシャレであり、ステイタスとなった。ゲイのセックスをカジュアルにし、ハッテン場のハードルを下げ、よりオープンな空間になり、秘密倶楽部的な要素を希薄化させた。次にこの建物の2階に「アクロポリス」(1981)というハッテン場ができる。それ以降、ハッテン場は雨後の竹の子のように新宿二丁目を中心に増えていく。新宿二丁目が不夜城として華やいだ頃、ハッテン場は始発までの時間を「起きて楽しくスポーティに」過ごす場所であった。クルージングをして、入れ替わり立ち替わりいろいろな人と出会い、それこそめくるめく忙しなくハッテンする。こうした一巡する形のハッテン場というのは日本ではすっかり見なくなり、韓国や台湾のハッテン場にその名残が見られる。通路は概して見通しが良く、内側か外側のいずれかに、規則正しく同じ大きさの個室が設置されている。通路は広々としていて明るい。画一的で没個性であり、オープンな空間は、集団生活、大部屋生活をしていた時代の遺物だ。画一的で没個性的な前時代のハッテン場では、工夫を凝らすのは自分自身であった。今のハッテン場は、それこそ店が工夫を凝らしてくれている。人は店のお膳立てに乗って、工夫をしたつもりになっている。スカイジムがあった頃は、まだ工夫にバリエーションがなかった。
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

Comments

Body

« »

06 2023
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
最新記事
検索フォーム
プロフィール

いち

Author:いち
俺はゲイです。いくつかブログを書いていますが、このブログではハッテン場に特化して書いています。思ったこと、経験したこと、またハッテン場の分析や傾向と対策、経営戦略についていろいろ書いていきます。テーマがテーマなので、内容もそれなりにコアな感じになりますが、それでもよければ見てください。ハッテン場に興味を持っているゲイを対象にしていますので、それ以外の方はご遠慮ください。初めて来た方は、カテゴリを選んで読んでいただくことをお薦めします。

ブロとも申請フォーム
リンク
QRコード
QR