
東京は蔓延防止等重点措置が3月22日に、リバウンド警戒期間は5月22日に解除された。減少傾向にあるとはいえ、直近では2000人前後を推移している。グラフを見ると、2月上旬にピークを迎えた後、緩やかに減少している。折れ線グラフが東京の某ハッテン場の滞在者数であるが、2月から3月半ばまで行くのを控えていたことが顕著にわかる。ただ、そこから徐々に増え始め、4月中旬には第6波のオミクロン株感染拡大前の水準に戻り、そこからずっと落ち着いている。要するに、4月中旬から今に至るまで、状況に主立った変化がなかったことを示唆している。今後、国内旅行の促進や海外観光客の入国制限解除といった政府の施策が行われれば、おそらくはハッテン場は往時の賑わいを取り戻すことだろう。ただ、それも感染者数の推移によるのであり、楽観はできない。

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