
ゲイ雑誌の通信欄を知っているだろうか?昔、ゲイは月刊誌にメッセージを載せて、興味がある相手に対して雑誌社経由で返信するという、まことにまどろっこしいやり方を取っていた。そんな会うまでに途方もない手間暇のかかる面倒なやり取りを抜きにしてヤル、それがハッテン場のレゾンデートルだった。それが電話の伝言メッセージ、電子メールの登場、掲示板、チャットと通信手段が激的に進化を遂げ、知らないゲイ同士が容易に出会える環境となった。そしてSNSでゲイ同士のつながりが密接になり,今では携帯電話のアプリで近くのゲイが検索でき、マッチングまでできるようになった。ハッテン場という限られた空間の中から探すのではなく、街中から広く探せるようになった。しかも無料で。ゲイ雑誌は次々に廃刊に追い込まれた。その波はハッテン場にも当然押し寄せた。
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