
コーク、クサ、ハーブ、マッシュルーム、スピード、エクスタシー、タブレット、これ、何だか分かるだろうか?今でこそ麻薬は厳しく取り締まられるが、昔はむしろカッコいい、オシャレアイテムというか、ミュージシャンや芸能人、不良のようなアウトローに憧れた若者だけではなく、ゲイカルチャーにも深く浸透していた。エイズの足音が異国で聞こえ始めたあたりから、ゲイというコミュニティが暗くどんよりと湿ったところから、明るいけれど虚無的で退廃的な、斜陽的というか明るい展望が見いだせないので今を楽しむと言った感じになった。麻薬は目の前の現実さえ忘れられる魔法のクスリであった。しかし、いずれも高価で粗悪品も多く、次第に手に入れることが難しくなっていったが、新たに合法ハーブ、合法ドラッグと呼ばれたものが現れ、そのうち、5meoとrushはハッテン場で普通に使われていたし、ハッテン場でも購入することができた。一部のゲイにとって、ハッテン場はキメセクをする場所だった。この2つはいわゆる媚薬で、特にウケには必須アイテムであって、5meoは舐めて経口摂取するものなのであまり目につかないが、ラッシュはよく目にした。
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