
ジースタで1回だけそういえばいい思い出があった。
もう結構前になる。ジースタができた当初の頃に行った。
薄暗いところに彼は立っていた。空色の競泳用パンツが薄暗い中に妙に映えた。
白い肌で、坊主。彫りの深い顔立ちで顎髭の生えた、和服が似合いそうな感じ。
体も均整のとれた、競泳用パンツのよく似合う、水泳体型だった。
なんかこう、通り過ぎるのがもったいないような、目だけが動く彫刻のような、そんなただずまいで立っていた。
端的に言えばセクシーな、性的魅力のある感じだ。
隣に立ってみたら手に触れてきた。指を絡ませ、胸に手を伸ばす。
やはり敏感らしく、軽く触れただけで体を震わせる。
どちらともなく個室のドアを開け、鍵を閉めた。
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