
底辺を這う日もやがてはラララ ありふれた思い出となれ
光の届かぬこの深みから 今日も舞い上がる夢を見る
-ABC友の会「底辺を這う」(2016)より抜粋
コンセプトなしのハッテン場、底辺層でも遠慮なく行ける。ハッテン場も様々で、あぶれたゲイの受け皿もちゃんとある。中年熟年ばっかりのハッテン場、老人しかいないハッテン場、デブ中心のハッテン場、少なくとも東京や大阪にはそうしたハッテン場が存在する。全てのとは言わないまでも、たいていのゲイは、こだわらなければハッテン場に入ることはできる。誰専であれば、それなりに楽しむこともできるだろう。が、それでヒエラルヒーがなくなるわけではない。そこがゲイの楽園を意味しない。底辺層が集まれば、その中でのヒエラルヒーができあがるので、優位に立つことだって可能である。また、底辺の中の底辺に甘んじることだってある。ただ、誰専だったら、底辺×底辺でも全く問題はないんだろう。人にどう思われようが、我が道を行けばいい。
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