
ハッテン映画館ではあるが、ハッテン行為をするつもりはさらさらなかった。というのも、客層が外にいた輩と被っているというか、何の取り柄もなさそうな貧乏くさい中高年で、服装からしてだらしなく、身なりが汚れているというか清潔な感じがしなかったからだった。まあ、映画が始まるまでは皆大人しく座っていたんで、映画を楽しみに来ているんだなって思っていたが、映画が始まると、前にいた客はいつの間にかいなくなって、上映中だというのにウロウロし出した。腹の出たオヤジが俺の斜め後ろに、そしてスーパーのビニール袋を持った老人が俺の2個隣に腰掛けた。気にせず見ていると、手が伸びてきた。無理だから。お断りすると、また性懲りもなく手が伸びてくる。本当に無理なんで、横の席に移った。しばらく映画を見ていたが、あまりにもつまらなかったので、残り15分程度だったけれど、それさえも我慢できず、出た。ものすごく睡魔が襲ってきたけれど、寝たら普通に襲われるし。成人映画ってそういうもんか?出口付近には何人かが何する訳でもなくたむろっていた。若い人、イケている人はもちろん一人もいなかった。誰専、よっぽどの誰専じゃないとここは無理。

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