
オールバックの背の低い胸の分厚い奴、・・うーん、腹がそんなに締まっているわけでもないしな。顔つきもイカツイし。同じくらいの背丈の奴と個室に入っていった。さっきの小さな目のマッチョ、終わったらしく、マットを拭いている。21時か。そろそろ個室が空き始めた。本当に全然いない。そういや、この前も21時くらいになったらさらに質が悪くなったんだよね。なぜに中年たちは遅い時間に来るかね?か、あぶれて居残っているのか・・。この通路は壁を背に立つと4人分くらいのスペースなんだけど、俺とその間に一人分くらい挟んでその向こうに背の低めの筋肉質タチ、そして一番端に年季の入ったがっちりして日焼けしたイカニモ系ウケ。ま、あの筋肉質がウケならイケそうなんだけどな。・・ちょっとずつこっちに寄ってきているような。なので、俺もちょっとずつ寄っていく。だるまさんが転んだでもしているみたいだわ。いつしかほぼ手が触れるくらいの距離に。で、向かいの個室に入った。

[PR]
