
いつもの個室で、彼を仰向けに寝せてからまた乳首を責める。彼も俺の乳首を手で弄ってくるとはいえ、何かね、先が見えない。「入れる?」と聞いたら「試してみる。」と。入るかどうかを試すってことか?俺、キーに挟んでおいたはずのゴムがなくなっている。ま、彼が持っていたので付けてもらう。「デカくてゴムが入らない。」と。いや、自分のチンコじゃないから付け慣れていないだけよ。いつもそのゴム使っているし。でも、彼ぐらいのチンコだと、このゴムブカブカだよな。チンコ小さい人ってゴムどうしてんのかね?Sサイズとか見たことない。騎乗位から入れて、・・全然動かないんで、俺が腰を上下に動かす。喘ぎ声と言うより苦しい時の呻り声みたいな感じなんだよね。痛いのかな?止めると、自分でケツを動かし出した。なんだ、いいんじゃん。それにしても単調というか、つまらなそうなんだよね。彼が動かすのを止めたので、俺が彼を抱きしめる感じにして下から腰を振る。背中、まだそんなヤッてもないのに汗でビッショリ濡れている。で、さっきの態勢に戻って俺が乳首を責めつつチンコを扱く。カチカチになってきたわ。って彼がケツからチンコを抜いた。ま、俺も乗り気じゃなかったからチンコがそんなに固くなくなっていたし。出て、シャワーを浴びる。うーん、不完全燃焼って感じ。
また立っていると、さっきの彼が。俺のチンコ触ってきて隣に立っているし。つい最近もバンプであったな。なんだろ、この、やっぱ続きをやろうよみたいなの。心境がよくわからない。

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乳首を弄ってみるとまあ感じているらしい。向かい合って両方の乳首を弄る。吐息が感じていることを如実に表している。胸は固いってわけでもないんだけれど、そこそこ厚いかなってくらい。腹筋はうっすら割れていて、チンコは小さくて細いけれど、かなり熱くなっている。何か鍛錬中の鉄の棒を握っているみたい。でも、背も低いし、なかなかこれはいいんじゃないのか?顔もカラダも、なんとなく前にもヤッたことがあるようなないような。記憶が定かではない。とりあえず、奥の小部屋に押し込む。で、念入りに乳首責め。小刻みにカラダをビクつかせている。ま、胸鍛えている奴ってまあ胸感じるよね。それにしても、俺のチンコを扱くくらいであんまりこっちには触れてこない。まあ、筋肉質だからなって思いつつも物足りないね。と、彼が俺の左側の乳首を舐めてきた。舌で丹念に転がすように舐めてくる。いいじゃんね。広い部屋に移ろうと言って、ここから出る。
といいつつも、19時半か。人も大分増えてきたし、この辺りからいつも見かける奴も来だした。デカい奴はたいてい鍛えてもない、中肉中背から若干プヨっとした緩めの体型。半分くらいはそんなんなんで対象外。それはそれでその中で相手を選ぶんで、俺には何の関係もない。後の半分は、結構いいカラダをしているんで目移りする。特にタチはいいんだけど、ウケだよね。ウケが今日はいろいろいて選り取り見取り。いつもはジッとしている俺も、今日は割と頻繁に巡回をする。右斜め前の暗がりにいる彼がずっと動かないな。俯き加減に歩いているからあんまり顔は見えないんだけれど、ガタイはマッチョだし、左腕にキーしているし。と、ちょっと暗めのスペースに入ったので、脈ありだなと思って俺もそこに入る。

今日はJR使ってきたから、なんかこんなところにキャンドゥとかおかしのまちおかがあるんだとか新発見。寄り道をして、18時半過ぎに入る。いつもの奇数のロッカーに靴を入れてキーをもらう。何か人少なくない?というのが第一印象。何となくの印象だけれど、混む時間帯が1時間後にズレたよね?ヤッてから飲みに行くってのが逆になったのか、何かしら食べてからここに来ているのか、理由はよく分からないけれど、そういう俺はリモートだから逆にちょっと早く入っているってのもあるのかもしれない。でも、早い時間からそこそこ人いたけどね。個室も全然埋まっていない。ここ広いから余計にガランとしている印象。でも、やっぱそこはディグド、質がいい。バンプより断然いい。
なので、暗がりに入る前の通路で立っている。お、スリム系が俺を触ってきたわ。え、この目の前の格子のところにすんの?カーテンで仕切られているから見えないけどさ、早速得体の知れないデブがそこを開けて覗いているけれど?というか、顔はエキゾチックで何か息が独特の臭いがする。日本語しゃべっているけれど、タイ人っぽいな。それでいてキス求めてくるし。右足にキーだからケツなしだよな。ま、若いし顔もそこそこイケているからキスはするけどさ、うーん。アンダーウェアを脱ぐ。床・・マットがあるのね。敷いてから寝る。何か俺はトレをしたせいか、勃ちがそんな良くないな。彼もなんかね、乳首が感じると言ってもチンコはそうカチカチにはなっていないし。自分で扱いたら固くなってきた。何か扱き方みたいなのがあるんか?彼が俺の乳首も舐めてくるんだけど、口臭がちょっと耐えられないから、さっさとイカすか。彼が自分のチンコを扱きだしたんで、俺が乳首を舐めていると程なくイッた。ま、最近イカせてばっかなんだよね。で、今日もトレを十分してから帰った。

19時半くらいに入る。ジム割で1,000円で入ろうとするが、毎回「ジム割ですか?」ってジムの会員証を提示しているのに聞かれるんだよね。他に何割があるんだ?ま、入ると今日はそこそこいる。といっても5,6人ってところなんだけど。ロッカー、何か異臭がする。たまにあるんだよね、ここって。どこかのロッカーの中に、その臭いものが入っているとしか思えない。ハードって最近本当にマッチョが来るようになった。胸メチャメチャ厚いってのとか、腹筋バキバキじゃんってのとか、目移りしてしまうが、タチだわ。マスクしているウケの筋肉質はいつもの顔が残念って奴だしさ。でも、その顔が残念ってのがいつものようにせっせとトレー人している以外はクルージング。ま、そんな時間だもんね。俺も一通りトレをしてから3階に。胸のパンパンに張った厳ついタチはちょっとポッチャリ気味の若いウケを個室に引き込んだ。ふーん、好き好きだね。俺はまあカラダがデカい奴はそもそも無理だし。コーナーが扇風機があるからいつもそこに立っているんだけれど、今日はスリム系の若いのがそこにいるんで、俺は暗がりの通路に。そしたら、チビのポッチャリデブがなぜか俺の胸を触ろうと。すぐに手を払う。どういう神経しているんだ?
また奥にいると、隣に来る奴が。顔はいたって普通だね。体型も別にって感じだし。俺はもっと筋肉質な奴とヤリたいんだけど。しかし、ここって狭いのに人集まるね。やっぱ暗いと手を出しやすいんかな?出て行ったなと思ったら、また来た。うーん、勃つかなぁって感じだけど、仕方ないからヤルかな。さっきの個室に入って乳首を弄り合うが、なんか俺の方が感じちゃっている。軽いタッチで乳首をずっと責められる。で、ローションを塗られて扱かれて乳首を舐められて・・って立ったままでマットにドバっと液を吐き出してしまった。何はともあれ、イケて良かった。
向かい合って乳首を弄り合う。まあ、相手はマスクしているし。マスクってこういう、素顔をぼやかすってのにいいよね。俺の乳首をずっと慣れた感じで弄ってくるから、早くも俺のチンコはビンビンにいきり立つ。彼のチンコは全然、フニャッとしたまま。もう既に一戦終えたんだろう。ゴムをつけて、マスクを外してチンコをしゃぶる。ウケだから入れるか聞くと、「俺、正常位が好きなんだよね。」と。いや、いいけど、君のために言ってんのよ?まあ、ローション付けて入れたら入ったんで、ガンガン掘り込む。その前に誰かとヤッているんだろうから、デカいのぶち込まれても平気なんだろ。腰を浮かせているから掘りやすいっていえば掘りやすいけれど、たぶん頭、壁にガンガン当たっていないか?それにしても正常位って単調じゃない?それに、相手はフニャチンなんだから、終わりがない。汗だくになったので終了。「こんなにデカいと思わなかった。」いや、俺、履いていないから分かってたんじゃない?

19時過ぎに入る。今日はバンプ行こうかなって思っていたんで、替えのアンダーウェア持ってこなかったんだよね。まあいいや、手隠しだって当然いいんだしさ。ま、半分以上は履いているし、マスクも付けているけどね。シャワーを浴びて、チンコを隠すというよりは握った感じで入る。10人いるかいないかってところかな。なんかちょっと暑い。冷房入れるには微妙な季節だよな。ダークスペースに行くと、いつものナヨッてしたのが寄ってきた。いつもいるし、いつも俺の前に来るね。ないよ。腹がほんのり出ているし、こういうのと絡んでも興奮しないの、俺。と、今度はノッポが。こいつもいつもいるよね。だけど、前と違って筋張ったカラダ付きになって、なんかね、なくはないよな、ってことで個室に入る。
向かい合って乳首を・・いつものごとく、俺の方が過剰に感じてしまっている。座ってローションをチンコと乳首に塗って扱かれる。あれ、このままイカそうとしている?この胸毛、俺って体毛は基本的に好きではないんだけれど、筋肉質な胸板にある適度は胸毛については逆にセクシーに感じてしまう。あんまいないんだよね。多分、ハッテン場って胸毛を剃っている人が結構多いんじゃないかと思うから余計に貴重。というか、乳首弄られてチンコ責められたらそりゃ俺も弱い。一昨日昨日と連続して抜いていなければ抜かされていたな。「入れないの?」と聞くと「いいよ。」と。正常位から入れた。気持ちよがっているけれど、相手が乳首をずっと責めてくるから元気元気。正常位でガンガン突く。汗が垂れてくるほどに。しばらくして抜くと、イキたいか聞かれる。まあと言うと、どういう感じでイキたいか聞かれたから、乳首を・・と言ったら、仰向けにされて乳首を舐められつつチンコを扱かれる。ま、リクエスト通りよ。そりゃ、イクわな。まだ21時になったばっかり。今日は早めの退却だわ。

20時半前に入る。ジム割を使ってキーとタオルをもらう。何かもっと19時くらいに来ようと思っていたんだけれど、遅くなってしまった。遅い時間っていないんだよなと思いつつ、一昨日昨日とオナったから今日無理に行かなくてもいいんだけどなと思いつつ、それでも行ってしまう。最早義務であるかのように。まあ、いないね。人はさすがにそんなにいない。一人、極端に老けている奴がいる。職人気質の白髪の角刈り。50代後半ってところだろうか。明らかに溶け込めていない違和感、断トツの高年齢、本人はそれが分かっていないんかね?こんな老けた奴がディグドにいるってのもあまり見たことがない。というか、懐が深いな。巣鴨だもんね。年寄りに優しいんだろうか。ふーむ、誰とヤろうかね、って感じだな。動きはいいわ。動きがなくなって、皆が立ってたり休憩に入って人はいるのに全然ヤル気がなくなったときはもうダメだから。ま、いつもはこの明るい通路で立っているんだけど、斜め前のちょっと暗がりで様子を窺おうかな。お、早速左斜め前に小柄なスリムが。胸に毛が生えている。前に何回かハードでヤッたことのあるリバか。すぐに後ろの個室に入る。
また立っている、21時近いともう本当にいないね。格子の奥を見たらなんだか宴たけなわって感じで、その奥のケツ掘りブランコのスペースからはかなりデカい声が聞こえてくる。俺、ああいうの萎えるんだけど。エロビの見過ぎでは?お、前にヤッたことのある、背の低い鼻が尖った感じのウケが。こんな時間に来るとはね。俺に気がないと見せかけて、俺の近くに来るってのも前と同じ。奥の個室に入った。乳首を弄り合い、チンコを握る。彼、俺のチンコを思いっきり奥まで頬張るのね。あと、なんかちょっと笑ってしまうくらいのデカ金玉。溜まってんのか?久しぶりに来たといっていた。まあ、それって皆が言う、耳にたこができるくらい聞いている言葉よ。来ている時点で信憑性がない。入れたくなったって言うから騎乗位から入れる。キツくない?と聞かれたけれど、そういうの聞く人ってほぼ全員キツくないから大丈夫。でも、すぐに起き上がらされたんで乳首を舐める。中に出してもいいよと。イカないって。手で乳首を弄ってくるけれど、左の乳首が痛い。バンプの時の後遺症がまだ残っているのかな?あと、さっきからずっと口臭がなんか気になる。正常位になって突くけれど、その吐息の口臭がさ、ヤリ部屋来る前に歯磨きちゃんとした?キスしなくてもダメだわ。カラダだって別に前と違って普通体型な感じだしさ。途中で萎えた。ま、マラサイトだからこんなもんだな。まだ格子の奥は賑やかだわ。興味が全然沸かないな・・
隣の背の低いのも、顔がそこそこイケメンなんだけど、カラダに締まりがないからね。これで筋肉質だったら俺も進んで手を出すんだけれど。反対側に来たわ。俺狙いなんだけれど、自分からは手を出さないって奴か。俺から手を出したりしないよ。だって、誘っておいてチンコ勃たなかったってなったら悪いし。腕が触れる位置まで来た。で、・・コーナーの奥に入るの?まあ、いいや。立ったまま、チンコを扱き合う。ああ、こういう感じなのね。互いに扱き合ったりするわけか。彼はガンガン俺のチンコを扱いてくる。そんな扱かれても俺、イカないんだけど。彼のチンコを扱いていると止められる。俺をイカせたいらしい。ま、無理だから。彼のチンコを扱いてたらボタボタ液が垂れていた。ふーむ、って感じだな。

(ゲイ・同性愛)
別冊宝島159「ゲイの贈り物 GAYがつくった、みんなのための、ゲイ・カルチャー案内」(1992)
チャールズ・シルヴァースタイン、 フェリス ・ピカーノ 「THE JOY OF GAY SEX(ザ・ニュー・ジョイ・オブ・ゲイ・セックス) 」白夜書房(1993)
Ito,1993;伊藤悟「男ふたり暮らし ぼくのゲイ・プライド宣言」太郎次郎社(1993)
Yamashita/Kodama,1994;山下柚実・児玉秀治「それじゃあグッドバイ-平田豊・最後のメッセージ-」白夜書房(1994)
Yanase/Ito,1994;梁瀬竜太・伊藤悟「ゲイカップル 男と男の恋愛ノート」太郎次郎社(1994)
伏見憲明「同性愛入門 ゲイ編」ポッド出版(2003)
ベアリーヌ・ド・ピンク「熊夫人の告白」ポット出版(2005)
砂川秀樹「新宿二丁目の文化人類学」太郎次郎社エディタス(2015)
伊藤・三宅・柳瀬・大江・小川・石川・大月・新井「新 同性愛って何? わかりあうことから共に生きるために」緑風出版(2017)
伏見憲明「新宿二丁目」新潮新書(2019)
長谷川晶一「生と性が交錯する街 新宿二丁目」角川新書(2020)
Matsuura,2021;松浦大悟「LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か」秀和システム(2021)
(法律)
山口厚「刑法各論[第2版]」有斐閣(2010)
園田寿・臺宏士「エロスと「わいせつ」のあいだ」朝日新書(2016)
白田秀彰「性表現規制の文化史」亜紀書房(2017)
西田・山口・佐伯・橋爪「判例刑法各論 第7版」有斐閣(2018)
前田雅英「刑法各論講義[第7版]」東京大学出版会(2020)
松原芳博「刑法各論[第2版]」日本評論社(2021)
(経済・経営)
入江敦彦「ゲイ・マネーが英国経済を支える!?」洋泉社(2008)
(女性学・ジェンダー)
井上章一編「性欲の文化史1」講談社選書メチエ(2007)
竹内久美子「同性愛の謎 なぜクラスに一人いるのか」文藝春秋(2012)
井上章一・三橋順子編「性欲の研究 東京のエロ地理編」平凡社(2015)
J-J.クルティーヌ編「男らしさの歴史Ⅲ 男らしさの危機? 20-21世紀」藤原書店(2017)
三橋順子「新宿「性なる街」の歴史地理」朝日新聞出版(2018)
(社会問題)
Suzuki,2016;鈴木智彦「鈴木智彦の「激ヤバ地帯潜入記!」宝島社(2016)
(文化人類学)
内堀基光「「ひと学」への招待-人類の文化と自然」放送大学教育振興会(2012)
(医療)
山本俊一「梅毒からエイズへ 売春と性病の日本近代史」朝倉書店(1994)
山本正・伊藤聡子編「迫り来る東アジアのエイズ危機」連合出版(2007)
時東一郎「精神病棟40年」宝島社(2012)
岩田健太郎「感染症医が教える性の話」ちくまプリマー新書(2016)
エドワード・ショーター/デイヴィッド・ヒーリー「<電気ショック>の時代 ニューロモデュレーションの系譜」みすず書房(2018)
北村健「働く男のクリニック 「男性科」ドクターがあなたの悩みにお答えします!」現代書林(2019)
尾上康彦「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」角川新書(2020)
(確率・統計)
倉田博史監修「文系のためのめっちゃやさしい統計」ニュートンプレス(2021)

昔、ダウンタウンの番組で美川憲一がゲストで出たとき、浜田が美川に「勃つことってあるんですか?」という、今のテレビでは考えられない質問をしたときの美川の「勃つときは勃つのよ!!!」といってキレ気味にフェードアウトしていったとき、ま、浜田ではなくとも思ったはずだ。「何に?」と。時代は変わり、テレビは女装で溢れるようになったが、ハッテン場では女装を見ることはない。むしろ、女装は遠ざけられている。これだけLGBTがどうこう言われているけれど、ハッテン場というのは、このブログを読んでいただいて察しが付いていると思うが、内在的差別を包含している。今回は、ハッテン場で掲げている「コンセプト」なるものを通して、ハッテン場のいう「男」とは何なのかを考えてみたい。

堕ちていけ、堕ちていけ
残酷ほど素敵なものはない
堕ちていけ、堕ちていけ
-斉藤レイ「ツエツエ」(2001)より抜粋
ハッテン場で霊を見るなんて話も聞く。ま、当たり前だ。ハッテン場には嫉妬、怨恨、憎悪が怨念怨嗟となって顕在化する。ゲイの人生の辛さ、はかなさ、切なさ、そうしたものを瞬時に思い知らされる。イケメンでガタイのいい奴がモテる、しかし、イケメンでガタイのいい奴が複数いれば、それだけ競争が起きて格差が生まれ、下へ下へと追いやられていく。そして、自分の居場所を失い、自分に合ったハッテン場を探しに行くことになる。ランクダウンしたところが安住の地だったらそれでいいし、そこまで落ちぶれていないと思うなら、恥辱や侮辱を承知で舞い戻る。時には奇跡が起こるかもしれないという一抹の光明を求めて。ハッテン場というのは福祉事業ではない。持たざる者食うべからずの世界、それでいて自分のカラダ以外何も持たない、裸での勝負だ。下に行けば下に行くほど、悲惨であり、生きていくのに必死な世界が広がる。ハッテン場におけるヒエラルヒーとはそれほど厳然と峻別されているものだ。

好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る
-ジュディ・オング「魅せられて」(1979.2.25)より抜粋
自分はモテるかモテないか、誰しも考えたことがあると思う。ハッテン場に行けばそんなことはすぐ分かる。ハッテン場はモテない奴が行くんだという意見もある。モテる奴は恋人やセフレを囲うからハッテン場に行く必要がないからだと。まあ、言うまでもないが、ハッテン場というのはモテるから行く。モテなければ行かない。モテないなら金の無駄遣いだ。逆に、モテる人は各種割引が使えて、自分の好きな時間にいろんな人ととっかえひっかえヤレて、かなりお得だ。モテる人は途切れることなくモテ続け、モテない人はこれでもかってくらいモテない。で、モテる人というのは数少ない。大半はモテない人で、そういう人は傷ついて帰るか、傷を負った者同士で傷をお互い舐めあうかしかない。ハッテン場というのは、恩恵を得られるのはごく一部だけ、大半のゲイにとっては現実を突きつけられる残酷な場でもある。

いいさそれでも生きてさえいれば
いつか幸せに巡り合える
-杉良太郎「すきま風」(1976.10.1)より抜粋
ハッテン場、ゲイの社交場という表現もあるが、適切ではない。教育格差、住宅格差、職業格差、世間はいろいろな格差で充満した格差社会であるが、ハッテン場も例にもれず、機会平等ではない、格差社会である。このブログを読んでいる皆さんであれば分かると思うけれど、ハッテン場というのは人を傷つけ傷つけられる、戦場だ。ハッテン場で何人ヤッたとか武勇伝を語る人、またハッテン場なんてタイプがいないから行く意味がないと語る人、それぞれが人を傷つけ、傷つけられている。ただ、自分を美化したいから、また傷を隠したいから、様々な理由で書かないだけのことだ。そして、スタッフからも知らず知らずのうちに傷つけられる。入店制限やコンセプトがそれだ。自分は傷つきたくないと思うなら、ハッテン場なんてそもそも行かない方が身のためだ。ゲイビでも見てシコってたらいい。
さてと、21時過ぎだからもう人いないぞ。いつものように立っている。何かこう人がいないと、狭苦しいバンプも広く感じるね。天井のこの焼け焦げたような廃墟っぽい質感はどこも共通というか、焼け落ちて使い物にならなくなった建物をハッテン場に転用したのかなって気もしなくもない。ん?入口附近でずっとスタンバっていた色白筋肉質のタチが俺の前に。何、ヤル気?まあ、前の個室に入る。カラダはゴツゴツした感じ。チンコデカいな。とりあえずしゃぶってみる。彼は俺の乳首をずっと弄ってくる。で、彼の乳首を舐めようとすると、下を指さす。何、しゃぶれと?まあさっき入れたばっかりだからたまにはいいけどさ、デカいのよ。長さは普通だけど太いんで、口が疲れちゃってね。気持ちよさげだし、俺も乳首弄られているからまあいいんだけど、いい加減口が疲れたんで止めた。21時半か。平日も悪くないね。たまたまなんだろうけど。
乳首を弄り合う。小さい乳首を責めると、結構感じている様子。お互い乳首が弱いみたい。チンコは普通サイズってところかな。30代後半ってところだろうか。でも、ボクサーとかにいそうなやんちゃな顔立ち。なのに乳首責めはソフトタッチだったりする。俺のチンコをしゃぶり出す。で、俺を仰向けに寝かすと、跨がってチンコにローションを塗って乳首を舐めてきた。何かこんなメリハリのある胸板している奴にヤラれたらたまんないわ。俺のチンコは見た目はずっとマックス状態なんだけど、前戯をしっかりすればするほど持続力が上がる。だからゴムをつけられている間も全然萎えたりしない。やっぱヤリ慣れている奴って違うよね。で、たっぷり過ぎるくらい大量にローションをつけてからスルッとケツに入れると彼が腰を振り出した。「奥まで当たる、気持ちいい。」と言っている。俺も気持ちいいわ。彼の動きが止まったので、彼を抱き寄せて俺が下から突き上げる。「目茶苦茶にして欲しいです。」前も言われたことがある台詞。こういうのっていつも筋肉質の奴が言うよね。こっちはどっちかというと大事にしたい感じなんだけど。で、また彼が腰を振り出して、俺が彼のチンコを握ると「ダメ、イッちゃうから。」とすぐに止められる。そんなに?そんなやり取りを数回繰り返す。「まだイカない?」俺がイカないことが分かると、「イッていい?」と。しばらくして俺の腹の上に噴出した。なんか丁寧にティッシュで何度も拭われる。シャワーどうせ浴びるからいいけど?というけど、「一応ね。」と。何、優しい。彼とはまた機会があったらヤリたいな。

20時半に入る。1200円払って紫色のタオルをもらう。迷ったんだよね。遅い時間だし、平日だし。行ったところで誰もいなかったら意味ないし。ディグドにしようかなって思ったけど、マスク被ってエロアンダーとか訳分からないし。バンプは火曜に行くと次回割引券くれるし家から近いしさ。入るとまあスカスカ。個室は大体埋まっている。完全に出遅れたね。しかし、色白のスリムが早速来た。ヤリたそうだわ。けど、まあとりあえずはステイだわ。続いてタトゥがところどころ入った浅黒いスリムが俺のチンコを握ってきた。俺も握り返す。まあそこそこだな。ってこれ以上は発展せず。何、人少ないけれど、焦りからかヤリヤリモードだね。口髭をちょっと生やしたいかにもガテン系ですみたいなちょっと強面の感じのリバが通りかかる。あら、なんか胸板厚いのねと思っていたら、向かい合わせになってチンコを触ってきた。何、胸板がバーンって張り出た、なかなかおいしそうなカラダをしているじゃん。で、乳首も感じるみたいだしさ。誘われるままに個室に入る。
で、俺を責めるというから体勢を入れ替える。ローションを俺のチンコに塗って・・「どこが感じるの?どこが気持ちいいか言ってみて?」と若干言葉責め交じりに。「さっきみたいにカラダを捩らせてもいいよ。」と、さっきまで俺が彼をヨガらせていたというのに、一転イカされそうに。でも、イクところがみたいよな。起き上がって彼を抱きかかえるように寝せて、俺もローションをつけて彼のチンコをしごき、乳首を舐めだす。「やばい、これやばい。」としごく手を放そうとする。何、さっき遅いからとか言っていたけれど、そんなこともないのでは?「休憩しよう、タバコ吸いたいから。」じゃあ、しょうがないよな。また会ったらやろうと言われる。またヤリたいけれど、テイクオンにそんなにこないし、そもそも君はモテるからね。たまたま来る時間が同じでラッキーだった。
出てシャワーを浴びる。さっきの彼は次の相手ともう個室に。あんなにヤッたのに、まだ飽き足らず?俺はさすがにさらにいい男なんて見つからないからさ、余韻のあるうちにもう帰ろうっと。
出てシャワーを浴びる。さっきの彼は次の相手ともう個室に。あんなにヤッたのに、まだ飽き足らず?俺はさすがにさらにいい男なんて見つからないからさ、余韻のあるうちにもう帰ろうっと。
乳首をいじりながら突き上げる。「気持ちいい。すごい、大きい。」とヨガっている。俺を起き上がらせるから、向かい合った形でキスをし、乳首を舐める。「これ、反則だよぉ。」とすごい気持ち良さげ。で、クルッと向きを変えて正常位に。すごいと驚いている。「重くない?」っていや、軽い軽い。「もっと突いていいよ。」というんでガンガン突きつつ乳首を舐め、舌を絡ませる。で、また騎乗位になって彼を抱きしめて下から突く。「疲れない?」と。正常位だと変な体勢で腰を振るから、膝がすりむけることがよくあるし、腰振るのって難儀なんだよね。寝て突き上げるなら腹筋使うだけで楽だし。というか、これって延々と続くけれど。「イクところが見たい。」いや、君がイッたら?「遅いから。」彼のチンコは長さはそこそこだけれど細め。3日前の奴のチンコに似ている。少し休憩しようといって抜く。といいつつしないけど。「ずるい、交代。」というけれど、小柄な彼に俺をどかす力などないので、ずっと乳首ばっかり責め続ける。首筋にキスしても感じているらしい。いいよね、全身性感帯だなんてさ。
ま、これは乳首を念入りに弄るよね。小柄な彼にしては、若干大き目な乳首かな。ま、今までも散々弄られちゃっていることだろうから。「エロい、エロ過ぎ。おかしくなりそう。」まだ始めたばっかりなんだけど。しゃぶっていいかといわれたのでしゃぶらせる。さっき乳首舐められて、俺も乳首が感じるんだということがバレている。彼を仰向けに寝せて、また乳首を延々と責め続ける。彼は声を上げてヨガっている。マスクしたままってのもねってことで外す。キスを交わしてまた乳首責め。「ずるい、交代。」というんで体勢を入れ替える。というか、前にヤッたことがあるな、ディグドで。ま、こんなカラダをビクつかせてのけぞらせるほど感じてたかな、とか髪ってこんなにふわっとした感じだったっけ?って気もしたが、そういえば川崎に住んでいたって言ってたから、ここも近いんだろう。「入れられたい。」ってもう?ゴムないなってつぶやいたらキーに挟んであったゴムを取り出した。入る?って聞いたら入ると。騎乗位でゆっくり入れる。

19時前に入る。静かだな。人いないのか?シャワーを浴びて出るとロッカールームに人が。やっぱアンダーウェア履いているし、マスクしているよな。今来た背の低いスリムもマスク全然取らないし。中に入る。全然いない。ま、全くいないというわけでもないけれど、タイプじゃないし。奥の暗がりに行く。個室も3つとも空いている。まずはちょっとなよってした感じの奴が正面に。うーん、腹が何となく出ているのが気になるし、その先のセックスも何となく想像できる。タイプじゃないんで首を振る。あとはのっぽが二人か。これはこれで、マスクをしていたところで顔がタイプじゃないんだろうなということが分かる。ん?左前にマスクをした小柄な奴が。シルエットでは引き締まったカラダ付きをしている。ウケかどうかよく分からないけれど、とりあえずにじり寄って乳首を・・すごい敏感な反応。腹筋もうっすらと見えるし、・・なんかわさわさと集まってきた。何、さっきののっぽが急に触ってくるし。彼と一緒に個室に逃げ込むように入る。
年・・一番先に聞くの。聞かないで。彼、22歳だそうで。ヘソにピアスしてる。仕事が17時半に終わって、それから来たんだけれど、全然タイプがいなくて困っていたとか。まあね、皆、細すぎ。よく見ると股間部分も毛がない。全身脱毛しているんだって。足もツルツル。池袋のエステに通っていたんだけれど、潰れてしまったから自分で器具を買ってそれで脱毛しているそうで。俺の胸をずっと揉んでいる。女ならBカップはあるねとか、下から握って揉むのがいいと言っている。胸筋フェチなんだ。大胸筋を左右交互にピクピク動かせるか聞かれた。香港映画の世界観。エニタイムに週3で行って、岩盤浴のある温泉に行くのがルーティンなんだって。胸が全然付かないのが悩みだそうで。それは、エニタイムに行っているからだよ。GG行かないと。GGはカラダができてから行くつもりだそうな。本当は、正常位で胸を揉みながら俺を掘る予定だったそうで。ま、俺ってタチって言ってるのにウケに見られがちだからね。帰らないと。遠いからね。もう21時だわ。
ま、割とすんなり入った。ガンガンいって大丈夫なんだろうか。自分のチンコを扱きながら、喘いでいるってよりは喚いている感じもするが。「ローション追加していいですか?」っていうから根元に塗る。ここのローションって固いというかジェリー状なんでね。で、さらにガンガン腰を振って・・「イカないっすか?」もしかしてイクのを待っていた?抜いて、・・乳首を舐められて扱かれたら速攻でイッてしまった。大量に出たけれど、かからなかったかな?彼のチンコも扱くと、もうすごいね。彼の顔、そしてその後ろの壁にまで飛んでいった。壁・・網戸?透けて見えるんだけど。触ると壁だ。マジックミラーか。

なんか、責められっぱなし。俺を寝せると乳首をネチっこく舐めて弄って、俺がカラダをビクつかせてヨガッているのを楽しんでいるっぽい。彼のチンコは普通サイズってところかな。スリムかと思ったけれど、肩とか腕の辺りが結構筋肉付いている。腋毛が全然なくてツルッツル。で、ケツを・・なんか俺が今にも入れられそうな体勢なんだけど。一応「入れないの?」と聞いてみた。「入れられたい?」イヤイヤ、俺ってタチよ。ちゃんとここは左手がタチだって確認したし。俺が正しいよね?「体位が分からない、何だっけ。」「ウケもタチも、正常位しかヤッたことない。」ああ、騎乗位のことを言いたいのかな?え、俺のデカいけど平気なの?「ほぐせば大丈夫。」と、ローションでほぐしているんで、その間に彼が足に付けていたゴムを取って装着して、こっちもローションを塗る。で、入れる。
中に入る。動きが速いね。グルグル回るしかないし。タイプねえ、まあまあいいかなって言うのもいるんだけれど、誰探しているのか分からないくらいずっと回っているし。潜むのにいい暗めのポイントは取られちゃっているから、明るめの通路に立つしかない。ここも向かい合った感じで擦れ違ったりしないもんだね。大宮だから全裸であってもエロ度がちょっと少ない。個室はドンドン埋まっていくし。ん、スリムな色白のリバが俺の横に来て乳首を弄りだした。さっきまで全然そんな素振りを見せなかったのに。ずっと乳首弄ってくるんで、こっちは感じまくり。ベッドのある個室に入った。

19時か。早く出てきたけれど、座っていこうと思って京浜東北線に乗ったから時間がかかってしまった。アプリ見せて1,000円を払い、バスタオルとキーをもらう。「全裸でお願いします。」とわざわざ言われる。カウンターには「手隠し」って書いてあるけれど。そうそう、アンダーウェアじゃなくなったんで、来てみた。ここってアンダーウェアか手隠しってするとほぼアンダーウェアになっちゃうからさ。シャワー待ち。左の二人はヤッた後らしい。ヘソにティッシュ付いているけれど。ガリとガリ。ああ、いつもいるロン毛金髪の假屋崎省吾似の奴か。こんなのでも需要があるんだからな。ここってガリガリなのがそこそこいる。全体的にスリムでね。年齢層が若いからかな。シャワールームは3分3回までって書いてある。3分はいいけど、回数も制限されるの、変じゃない?
と、奥からマスクをした背の低いガタイのいい奴が。まあ引き締まったカラダといってもさ、何かマスクしてるってことは一方的に奉仕しろってことなんでしょ?誰専か、って思ったら俺に触れてきた。うーん、そうこられると迷うな。しかしチンコしごくだけか。残念だわ。去り際に何か言われたが、マスクしているから分からず。今度は顔が四千頭身の石橋似のスリムが通りがかりにチンコ触れてきたんで、俺も手を出した。で、個室に・・いきなり仰向けに寝てんじゃん。バリウケか。ため息をついてすぐに出る。バリウケはないわ。猿顔の筋肉質のウケも触れてきたけれど、これはこれですっごくタバコ臭い。どんだけ休憩中に吸ってんの?何かヤル気が失せる、っていうか、俺自体がノリが悪いか。まあ1時間そこそこの滞在だけれど帰ることにした。