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男が欲しくて三千里~男日照りでカラッカラさ!!

発展場の様子や雰囲気、出来事を思いつくままに書いていきます。

 

タチ・ウケ・リバ(1)

客層分析イラスト02
タチとウケ、果たして需要と供給が均衡しているのだろうか、というのが常々疑問に思っていた。男と女のようにうまいこと50:50(正確には違うけど)にはならないだろうと。世間一般(というかゲイ一般)の声として、
タチウケ比率も日によって違うけどだいたい半々じゃね?
・ウケよりタチやケツなしのほうが多い印象
・ウケできるタイプいれば掘りたいタチは一定数いるでしょ
ゲイタチウケ比率がね、偏ってるからね
・周りを見てるとウケの方が少ないように思えちゃう
タチウケ比率で言えば2:8くらいじゃない?
・圧倒的にウケが多い
・タチ-ウケ-リバで3-5-2くらいじゃない?
ゲイの婚活パーティーとか行くとタチの割合が少なく、ウケのほうが参加費が高い。
・タチのほうが絶対的人数が少ない
・地球上に存在するゲイは、みんなウケなんじゃないか
・タチを見つけたと思っても「男らしいタチっぽいウケ」だったりする
・ガチムチで見た目はタチなんだけど、ウケ100%だった
と、いろいろである。この、ゲイであれば誰もが感じているタチウケ比率のギャップ、また見た目とタチウケの相関関係等について、データで分析をしていきたい。
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タチ・ウケ・リバ(2)

タチウケリバ1
ハッテンナビの経年調査(2013-)ではウケが半数を占めているという、ハッキリした数値が出ている。だったら、日本はタチ天国のはず。ただ、この根拠データは出没予告掲示板を集計した数字なので、そもそも他のBBSでもいえることなのだが、BBSでは需給バランスが崩れている場合は、どうしても同一人物による重複掲載によって供給過多側の数値が極端に出がちである。供給不足側は選ぶ側なので、掲載するほどのこともないということもあり、数値がより低く出るということもある。釣り、自作自演の可能性も排除できない。そして、年齢層も偏っている。ただ、経年を比較しても数値は安定しており、この結果から日本においてウケがあぶれていることは間違いない。

 

タチ・ウケ・リバ(3)

客層分析イラスト03
自分でもゲイアプリを使って分析してみた。ゲイアプリも年齢詐称等あるかもしれないが、重複投稿がほぼないこと、性指向もその日の感情によらず安定していること、年齢も幅広く拾える(ハッテン場のBBSは若い年代が多い)ことから、この分析に当たってはゲイアプリのデータが一番近い数値が出るだろうと思われる。また、どれもそうであるが、利用する年齢層に偏りが出るため、東京23区の人口比率で補正した。結果、東京に限ってであるが、リバばっかりになってしまった。6割がリバ。タチウケ両方できる人ってこんなに多いのかと、タチしかできない俺にとってはちょっとビックリ。ま、俺だってケツができるようになりたいけどね。ま、それはそうと、リバについてもうちょっと掘り下げて検証したい。

 

タチ・ウケ・リバ(4)

タチウケリバ2
というのも、リバって両方できるといいつつ、もちろん掘ったり掘られたり掘り合いしたいみたいなバリバリのリバというのもいるが、タチよりリバ、ウケよりリバという分け方も存在する。ハッテン場でだったら、タチよりリバはタチだし、ウケよりリバはウケなんだろうけれど、やはりリバに付けているということは、タチとウケを両天秤にかけているということなのだろう。しかし、当たり前だが、タチよりリバはウケを選びがちで、ウケよりリバはタチを求めるだろう。何が言いたいかというと、ウケが多いという状況下で、リバがその調整機能を果たしているのかを検証したい。調整機能を果たすには、タチよりリバが多くなければならないが、仮説としてはウケが多いのだからウケよりリバが比率的には多いのではないかという感じがする。とすると、リバ=ウケなのだから、タチはリバも積極的に手を出したほうが良いという結論になる。

 

タチ・ウケ・リバ(5)

タチウケリバ3
結果としては、半々。タチよりリバがウケよりリバより5%少なかった。これもタチ傾向、ウケ傾向ととらえてもう一度タチウケ分析してみると、ほぼ同割合になった。だから、リバが数値的には調整機能を果たしているともいえる。自分でも他のBBSを使って分析したら、やっぱりウケが異様に多い。ヤリモクに関して言うと、タチ天下の状態だ。ウケの皆さんは悠長に寝待ちなんてしている場合ではない。積極的にタチを探しに行った方がいいということだ。しかし、補正後の数値を見ると同数。強いて言えば、バリタチがバリウケより5%多いと言うことが言える。このことが示すのは、やっぱり積極的なタチ、バリタチが少ないなということだけではない。ウケの事情、例えばチンコ小さいタチじゃ満足できないとか、逆にデカすぎて入らないというのもあるかもしれない。また、ウケはケツ洗浄という準備が必要であり、体調にも作用される。わざわざケツを準備しておいたのにヤレなければ悶々とするだろう。が、これから出すデータからいえるのは、そもそもタチとウケのミスマッチが生じていることが、BBSに大量にウケが増殖している理由でもある。

 

タチ・ウケ・リバ(6)

客層分析イラスト04
いや、待てよ。だったらそもそもタチが少なくともハッテン場であぶれるという状況は起こらないはずだが、現にタチが多いなと感じる日もある。データと実際が一致していない。さらにいうと、ウケは入れられる立場、タチは入れる立場。ウケはチンコの大きさに制約があるだろうが、タチは年齢制約、年とともに勃起力が衰えていくということがある。また、タイプでなければもちろん勃起しない。とすれば、タチが余ることだってあるだろうが、ウケはかなりの供給過剰であるから、もっと余っていてもいいはずだ。タイプが合わなければ余るだろうということはあっても、ウケが多いのであれば、ウケは競争原理が働くのでタチに気に入られるためにいろいろ努力研鑽をするはずであって、とすればタチは努力研鑽をそれほどしなくてもモテる。しかし、経験則からはタチの方が筋肉質でイケメンが多い感じもする。

 

タチ・ウケ・リバ(7)

タチウケリバ4
タチは筋肉質でウケはデブ、これも本当に先入観なんだけど、実際はまあ同じような体型同士でやっていたりする。俺の言いたいのは、筋肉質ってタチが多くない?ウケってスリムかデブが多くない?ということ。よく、タチは筋肉質ばっかりでウケは普通体型みたいなのばっかりみたいな情景をみたりする。タチウケ同数でも体型が同じでなければミスマッチになるよなと。標準偏差を出してみた。数値が小さいほど似たような体型ばかりが集まっていて、数値が大きくなれば体型がバラバラであるということを示している。結果として、ウケの方がバランスが取れていないカラダをしている。なので、体型が一致していないからタチウケ仮に同数であっても余るという一因にもなっている。

 

タチ・ウケ・リバ(8)

年上が好き、年下が好き、35まで、同年代がいい、おじさん不可、年齢による足切り制限もいろいろあるだろう。でも、なぜ?ということになる。ハッテン場だと年齢制限というものはあるが、実際は見た目が重視される。例えば、年上だと思っていたが実は年下だった、30代だと思っていたら40後半だった、それはダメだろうか?聞かないとわからないし、する前に年を聞くなんてことはない。見た目で判断しているし、暗闇であれば触った感覚、シルエットといったなおさらあいまいな基準で判断している。ここで、なぜ年上年下が関係あるのだろうか。もう少しいうと、年ではなくて、タチなら年上、ウケなら年下、みたいな年齢と言いつつタチウケに密接に附随した条件ではないだろうか。

 

タチ・ウケ・リバ(9)

タチウケリバ5
実際に年齢別で分析してみたところ、若い世代だと半数はウケが多くて徐々にタチが増えていくことがわかる。ウケばっかりだと嘆いているのはおそらく若い世代であって、30代後半以降はタチが多くなるのにそういう年上をセックスの対象としていないからそういうのだろう。だから、同世代とセックスしたいと考えた場合、ある世代ではウケが多くてある世代ではタチが多いということによるミスマッチが起こる。ウケが年上を指向し、タチが年下を指向する、でなければミスマッチは解消されない。ということは、例えば世代で限定したハッテン場は、ミスマッチがどうしても起こりうる。

 

タチ・ウケ・リバ(10)

タチウケリバ6
人口分布を加味してタチ・ウケ・リバの比率を出してみた。18歳から65歳までの人口に占める割合で見ても、30代半ばまではウケ優勢であることが分かるだろう。例えば、40歳までしか入れないハッテン場だったら、ウケばっかりになる。リバはタチをすることになるだろう。だから、タチがあぶれているハッテン場というのは、年齢層が高めのハッテン場ということになる。即ヤリ希望のウケは、30代後半が比較的多いハッテン場に行くといいだろう。グラフを見ると、ウケはそう人数は変わっていないけれど、タチは40代まで右肩上がりで増え続けているのが分かる。遅咲きのゲイはタチを選択するのだろうか。

 

タチ・ウケ・リバ(11)


まとめ、ということで動画を作成してみた。最後の方に占いめいたことを書いているけれど、ハッテン場の客の構成やコンセプトにもよるので、これはあくまでデータに基づいた「傾向」ということで理解していただきたい。ただ、「俺ってなんでモテないんだろう。」「あいつと何が違うんだろう。」といった底知れぬ自問自答について、ゲイならではの特性があって、自分だけではどうにもならない構造的な要因があるのだよということをいいたい。また、「あいつがどうしてモテるんだろう。」といった疑問にもちょっとした答えになったかなと思っている。ただ、このタチ・ウケ・リバについてはまだまだあるので、それについては後述する。

 

タチ・ウケ・リバの体型(1)

客層分析イラスト05
ハッテン場、なんといっても体型が最重要である。というのも、基本的には上半身裸がマストだから。さすがにスジ筋や筋肉質、ガッチリ、ガチムチなどのデータを取るのは難しい。自己申告も怪しいものがある。なので、体型もかなりざっくりとしていて、筋肉質かどうかは無視し、身長と体重からBMIを算出し、20から23を標準体型、23から25をぽっちゃり、25から30をデブ、30以上を巨デブ、18.5から20をスリム、17から18.5をガリ、17未満をガリガリという、いささか乱暴だけれど画一的な分け方をした。筋肉についてもスリ筋やガッチリを筋肉質とみなすかどうか、それはそれでいろいろな見方もあるので、あくまでBMIによって機械的に分け、便宜的に名称を付けただけだと言うことで見ていただきたい。デブやガリとかの用語についても、蔑称じゃないかという意見もあるかもしれないが、これもゲイ一般で使われている言葉(ま、蔑称には違わないが、俺のブログの日記では普通に使っている。)なのでこのままにした。

 

タチ・ウケ・リバの体型(2)

タチウケリバ7
イメージとしては、デブはデブ同士、カラダの大きい人はカラダの大きい人同士っていうのが基本なんだろうけれど、タチの方がカラダが大きいかなっていう感じもする。BMI散布図で見ると、30代まではタチの方がカラダが大きい。ただ、そこから逆転し、40代以降はウケの方がカラダが大きい。BMIで見ているので、タチ・ウケ・リバがいずれも右肩上がりなのが分かるだろう。カラダが大きい、小さいは相対的な話であって、加齢によってカラダが全体的に大きくなっていくということが分かるだろう。自分が将来、年齢とともにどれくらい体重が増えるか、なんとなくイメージがつかめるのではないか。なので、BMGP専に早々からなっておかないと、未来は暗い。

 

タチ・ウケ・リバの体型(3)

タチウケリバ8
なんか、身長が高い人がタチで低い人がウケだなという気も感覚的にしている。逆ってあんまりないというか、タチって自分よりカラダのでかいのとヤルのって大変なんだよね。なんかわからないけれど、女性より男性の方が背が高いってのもセックスに関係があるのかしらないが、背が高い方がタチっていうのは先入観かね?ちょっとこれも分析してみた。160cm以下だとウケは過半数を超え、タチは4分の1しかいないが、170cmを超えるとウケは3分の1程度に減り、タチは4割を超える。背の低い方がウケが多く、背の高い方がタチが多いという結果が顕著に表れている。身長の高低でタチウケが決まるっていうのも何か変だけれど、そういうものなのかな?タチとかウケってそもそもゲイと違って先天的(というのか分からないけれど)に決まっているわけではなくて、身長という自分ではどうにもならないもので決められてしまう傾向があるということがいえる。

 

タチ・ウケ・リバの体型(4)

タチウケリバ9
身長を年齢別で出してみた。今どきの若い方が身長が高いのかなと思っていたが、50歳あたりまで特段変化はなく、50代から急に下がる。調べてみたところ、厚生労働省のデータでは1970年前半で摂取カロリーが最大化し、それ以降はむしろ減少しているようだ。なので、50歳以降は、成長期の栄養不足によって身長が抑えられているということがこのグラフからもわかる。また、タチが全年齢についてほぼ2,3センチ程度高い。タチの方が摂取カロリーが高いのかもしれないが、背が高い方がタチだというのは昔から変わらないようだ。ただ、40代後半から50代前半の、いわゆるアラフィフに限ってはタチウケの差があまりない。BMIでは40代以降はウケの方がタチより大きい数字となっているので、中高年はウケの方がカラダが大きい傾向にある。中高年は縦の身長よりも横の体重でタチウケの差が出ているようだ。

 

タチ・ウケ・リバの体型(5)

タチウケリバ10
中年太りというけれど、中年にもガリガリになる人もいるし中肉中背の人もいる。痩せて腹だけ出る人もいれば、胸あるけれど腹出ている、ガッチリというかムッチリというか、太るといってもいろいろだ。そうはいってもBMIで見たらさほど変わらないかなと思っていた。分析したところ、若い頃はスリムが4割強を占めるけれど、30代に入ると太目が4割強を占め、40代では標準体型が4分の1で残りは太目以上という、調べていて嫌になるくらい、かなり恐ろしいことになった。年齢と体型にかなりの相関関係があるということだろう。デブ好きな人にとっては年上が集うハッテン場に行くといいし、スリム好きは年下が集うハッテン場に行くといい。というか、行かざるを得ない。年齢層が高いハッテン場はデブばっかりということでもある。体型を維持することがいかに難しいことかが分かるのではないか。タチウケでも言ったが、年齢の高いタチは、どうしてもデブ傾向になってしまう。ちなみに、厚生労働省の調査では、東京は地方に比べるとスリムというデータが出ている。(例えば、大阪、福岡、北海道とは0.7程度、青森や鹿児島、宮城とは1.2程度低い。)スリム好きなら東京のハッテン場に。

 

タチ・ウケ・リバの体型(6)

特に、中年熟年層、40代50代について、データを収集して分析を試みた。40代になるとデブが半分近くを占めるようになる。ここでいうデブは、BMI25以上を指し、肥満学会で肥満判定をされている体型をいう。体型は確実に経年劣化していくことはデータから見て取れる。しかし、タイプは変わらないとしたら、目も当てられない、つまりはタイプではないのにセックスしたいがためにカラダを委ねるということになる。ま、そもそも中年熟年の集まるハッテン場というのは、誰専老け専デブ専が集まって盛るみたいなもので、中年はもう40代後半になると普通体型以下が3割を切る。こういうのを見ると、こうはなりたくないけれど、ゆくゆくは俺もこうなってしまうのだろうかと思う。データ収集の過程で気づいたのは、例えば名前の付け方が痛々しかったり、メッセージも誰が見ても変態めいてたり、聞いてもいないのにクドクドと自分の趣味関心を詳細に書き連ねていたり、まあ、ちらっと見ただけでも気持ち悪いというか、会話をしようという気にさせるものがあまりなかった。このあたりの検証は別の機会にするとして、見た目だけではなく、若さを保つのって本当に難しいのだとつくづく感じさせられた。

 

タチ・ウケ・リバの体型(7)

タチウケリバ11
基本的にはタチ、ウケは体型と関連がないだろうけれど、デブだときっと動くの面倒だからウケが多いのかな、スリムは活きがいいからタチが多いかなとの仮説を立てた。しかし違う。スリム、ガリガリはウケが多い。比率でいうと、ウケはタチの2倍である。また、デブにケツなしの傾向が強い。タチは元々少ないけれど、スリムのタチは希少価値が高い。デブはタチが多めではあるが、巨漢になるとウケが多くなる。また、普通体型ではタチとウケが拮抗してバランスが取れている。このデータから言えることは、スリム系の集まるハッテン場はタチ不足ってことかな。

 

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俺はゲイです。いくつかブログを書いていますが、このブログではハッテン場に特化して書いています。思ったこと、経験したこと、またハッテン場の分析や傾向と対策、経営戦略についていろいろ書いていきます。テーマがテーマなので、内容もそれなりにコアな感じになりますが、それでもよければ見てください。ハッテン場に興味を持っているゲイを対象にしていますので、それ以外の方はご遠慮ください。初めて来た方は、カテゴリを選んで読んでいただくことをお薦めします。

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