
那覇は冬でもまあ暖かい。小雨の降りしきる中、国際通りのスタバを左に曲がって、行列のできるラーメン屋の先を右に曲がった左手にパイナップルハウスの看板が。4階?ホームページの案内では1,2階になっていたけれど。裏に回り込んで階段を上がり、19時半前に入る。まず右にある靴専用ロッカーに10円を入れる。それがロッカーキーになるらしい。で、左手の券売機で1,200円を払って、受付でタオルとバスタオル、ガウンをもらう。で、左手のロッカーで着替える。上がシャワー室でサウナもある。シャワー室は3,4人が使えるくらいゆったりしている。喫煙スペースも割と広い。中でしゃべっている人が。その先には小さなビデオボックスが3つ、その脇にはミックスルームで中は真っ暗。まあ、予想通りと言えばそうだけれど、パイナップルハウスというダサい名前、浴衣、ミックスルームと来れば老け専だ。ローカルサウナはジジイの宝庫というのがお決まりで、ここも漏れなくジジイでデブばっかり。で、触ってくるし。厚かましいのもローカルならでは。ま、ジジイとデブが主役だったら自分はモテるんだと思い込んでも無理はない。こっちは少数派なんでね。

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下に降りて、受付の脇が休憩室。ゲイ雑誌もある・・サムソンとG-menという、まあここはデブ専老け専ですよと念を押しているようなものだ。そんな雑誌は手に取るのも気持ちが悪い。テレビはミュージックステーションが流れていて、ちょうど黒柳徹子が出ていた。余計ヤリ部屋っぽいわ。まあね、観光地沖縄に一人で来る奴なんかいないしな。熊田プウ助という漫画家の単行本でも読んでいた。40代の中年デブで、病気持ちで猫飼っていてとか、世の中にこんなにモテなくてどうしようもない、孤独死予備軍的な惨めな人がいるんだなって思って読んでいたら、それでも女装してバーに行ったりエロビに出たり、お触りバーやら六尺褌好きの人と同棲始めたりと、まあこんな無様な感じでも何とかやっていけるもんだなとも感心していた。それはデブ専の世界での話であって、読んでいて普通に気持ち悪いけど。ま、それがここのスタンダードな価値観でもあるしな。隣を見るとデブがソファに座ってくつろいでいる。右奥がやっぱりミックスルームで真っ暗。まだ入口は光が差し込んでいて何とか分かるけど。何、デブ、付いてきて俺を触ってきた。そんなわけないじゃん。
人はどんどん入って来て、なかなかの盛況。まあ、沖縄で唯一のヤリ部屋だから。ジジイも沖縄だけあって物凄く毛深い。ワッサーってしていて顔が濃くて、まあね、ジジイでなくても無理だわ。たまに若い人もいる。けどね、ガリガリだったり体型がちょっとポヨっていたり、体毛があったりと今一つ。ワイルドってのも俺の言うワイルドはこういうんじゃないんだな。台湾と全然顔つきが違うし、ましてや本土人とも全然違って独特だよね。胸が厚いマッチョなのもいたけれど、白髪でどう見ても顔が60近いしさ。ミックスルームでアンアンやっているけれど、まあね、ミックスルームって時点で嫌だし。個室が有料なんだよね。サウナ入ろうとしても、まあジジイがずっと居座っている。暗くないし熱くもないんだけど、狭いスペースにジジイと二人きりは無理だわ。右の暗い方ではフェラ?シルエットがどっちも太目。暗闇でドンドン触られるがバシバシ断る。老け専というより誰専?ヤリたければ俺から触るから、少なくともアイコンタクト取っていないのに触るな。下のテレビもダウンタウンなうが既に終わっていた。単行本も読み切ったし。あの若いガリガリ君が帰っていたんで、そのタイミングでここを出た。